五十而知天命&バリ島往還

半世紀を生きてきた今、無理しない生き方をゆるーく追及中。バリ旅に学ぶところ多し。

バリ島 クタ ◆ 中級ホテルでバリの過ごし方の基礎を固める《アディ・ダルマ・ホテル》

 

2回目のバリは、2007年の12月だった。初訪問から9ヶ月でのリピートとは、どんだけハマったんだ、と自分でも呆れる。

2回目のバリ旅行のホテル選び

前回の記事で書いたように、①徒歩でホテルの外のレストランに食事に行けること、②日本語スタッフがいることを謳っていないこと、③サンラウンジャーをたくさん備えたプールがあること、そして3泊5日で10万円/人を条件として探してもらったのが、クタの Adi Dharma Hotel (アディ・ダルマ・ホテル)だった。


ツアー料金を組んでもらったので、当時の1泊あたりの金額はわからないが、いま検索してみると、スーペリアクラスのダブルルーム2名朝食付で、1泊 4,000~5,000円というところ。初回のお大臣コースに比べると、10分の1以下ではないかと思う。

ホテルを一歩出れば商店が立ち並ぶ立地にわくわく

クタのメインストリートであるレギャン通りの1本裏道のJl. Benesariから、ホテルの看板を目印に細い道を少したどった奥にある。表通りにはレストランや商店が立ち並んでいるし、裏道にもなんやかやと店がある。これは楽しい!

前回は空港を降りてウブド(の山奥)に向かったので、途中ですっかり日が暮れてしまったが、今回はクタで空港から近いし、当時は今ほど渋滞がひどくなかったので、到着時にまだ十分に明るかった。送迎の車のなかからホテル周辺を見ただけですっかりわくわくしてしまい、チェックインすると、荷ほどきもそこそこにホテルを出た。

しばらく歩いてみて、そこそこキレイめな、インドネシア料理が食べられそうな店に入る。まずはビンタンビール。あとは初心者らしく、サテやガドガド、ナシ・チャンプルーなどわかりやすいあたりをオーダーして、乾杯した。ビールは冷えているし、料理も十分に美味しく、お会計も安く、大満足してホテルに戻った。

到着日にここまで楽しめるなんて、街中のホテルはすばらしい、と感激した。

バナナの葉を重ねた皿の中央にご飯、周りにいろいろな料理が盛り付けられている

ナシ・チャンプルー

 

街が気になってしょうがないのでまずは探索

翌朝、豪華と言うほどではないが十分満足できる品ぞろえのビュッフェで朝食を取り、少し部屋で休んでから、散歩にでかけた。プールでのんびりもしたいが、今はとにかく街が気になってしょうがない。

ビーチに出るつもりで裏通りをたどると、安っぽい土産物や、I♡BALIと書かれたTシャツやペラッペラな生地のサンドレスを並べた店が軒を連ねている。タトゥーの店もやたらと目につく。せっけんやシャンプーなどの日用品をばら売りしている雑貨屋のような店や、ガソリンをペットボトルのようなものに入れて売っている店がある。当時、まだそれほどコンビニは多くなかったと思う。

道のあちらこちらに神様の祠があって、チャナンが供えてある。チャナンは、店の前の地面や家の門のところなど、とにかくあちこちにあって、うっかりしていると蹴ったり踏んだりしてしまう。お供え物を蹴るなんてバチが当たりそうと思ってしまうが、バリの神様は、お供えしたあとのものについては気にしていないらしい。すずめがチャナンに乗って米をつついている。裏通りでは、ボロボロの塀の向こうの裏庭にニワトリがいた。歩道のど真ん中で犬が寝ている。

もう、何を見ても面白い。

バリの神様にお供えするチャナン 小さく切ったバナナの葉に、花、米、線香が飾り付けられている

道端のチャナン

自分なりのバリの過ごし方の基礎ができてきた

朝食を食べたらホテル周辺を探索

このとき以来、到着翌日(=旅程2日目)はホテル周辺を散歩、という型が決まってしまった。散歩といっても、途中でカフェによって休憩しながら、2時間以上は歩き回る。探索、と言ったほうが正しいかもしれない。目的地はないが、ぐるっと一筆書きで回れるルートを地図で見ておいて、脇道に寄り道しながらたどっていく。

ホテル周辺の店の目星をつける

最初の散歩にはもうひとつ目的があって、レストランの店頭に置いてあるメニューを眺めては、滞在中に食事に出かける店を物色する。店員に話しかけられて気に入ったら、その場で夕食の予約をすることもある。他には、水を買うコンビニや、後でお土産を見に来たい店に目星をつけ、街スパがあればパンフレットをもらっておいて、午後にプールサイドで眺めることにする。

散歩の終盤でランチとスモール・ビンタン

 散歩の終盤では、早めのランチを取る。昼間からビンタンビールの小瓶(スモール・ビンタン)を1本空けて、良い気分になってホテルに戻ったら、水着に着替えてプールサイドへ。その後は、もう夕方まで動かない。本を読み、雲を眺め、たまに泳いで、昼寝をする。

プールサイドでリゾートを満喫

アディ・ダルマ・ホテルのサンラウンジャーは、年季が入っていたが数は十分だった。日本人や他のアジア系のお客さんは、泊まってはいるのかもしれないが、たいてい朝から観光に出かけてしまっていて、昼間のプールサイドではあまり見かけなかった。西洋人の皆さんはパラソルも使わずに炎天下で日を浴びて本を読んでいる。腕に浮き輪をつけた金髪の小さい坊やが、お父さんに抱かれてパチャパチャと水しぶきを上げている。まさにリゾートな眺め。ゴージャスホテルでなくても、十分ではないか。

日が暮れたら夕飯に出かける

夕方になったら、また着替えてホテルを出る。土産物屋を冷かしたり、街スパで30分だけフットマッサージをしてもらったりして、日が暮れてきたら目星をつけておいたインドネシア料理の店で夕食。ウダン・バカール(エビのグリル)に引き寄せられるハエを追いながら、またビンタンビールを飲む。

そのようにして毎日が過ぎていくバリの過ごし方

そのようにして2日目、3日目を過ごし、最終日はレイトチェックアウトをお願いしてあったので、迎えが来る18時頃まで、やはり同じように過ごした。午前中の散歩でホテルの周りの同じところを何回も通るので、親しみが湧いてくる。街が自分たちのものになってくるこの感覚も、とても気に入ってしまった。

 

7/10 追記 YoutubeにAdi Dharma Hotel の案内動画があったので貼っておきます。この緑と赤のロゴマーク、懐かしい!